◆ジャーナリストの実際
政治、経済、軍事、科学、スポーツ、映画など、さまざまなジャンルにおけるニュース性のある出来事を、新聞、雑誌、テレビ、ラジオ、ウェブなど、あらゆるメディアに記事や素材を提供して、広く一般の人に報道します。“ジャーナリスト”は、世の中に伝えたいテーマと信念をもち、緻密な情報収集と機動力のある取材、そして執筆活動を行います。テレビ局や新聞社などの報道機関に所属する場合もありますが、多くはフリーで活躍しています。フリーの場合には、自分の専門とする得意分野を確立して、取材のための資金集めや原稿の掲載先獲得も大切な仕事になります。
◆ジャーナリストへの道
一般的には、大学や短大を卒業後、テレビ局や新聞社、出版社などの報道機関に就職し、その中の報道部門で“ジャーナリスト”として経験を積みます。その後、独立しフリーとして活躍することも可能です。また、はじめから報道機関の会社などには所属せず、自分自身の得意分野の仕事に就き、その実績と経験の中で、その分野の“ジャーナリスト”になるという道もあります。
◆ジャーナリストに必要な能力とは
◎文章力
伝えたい趣旨が確実に伝わるライティング
文章を書くことによって、初めて“ジャーナリスト”としての仕事が形になります。自分が伝えたいテーマの趣旨が広く一般の人に理解してもらえる、簡潔な文章表現力を身につける必要があります。
◎機動力
機動力を発揮した取材活動
取材活動を行う際には、常に明確な取材テーマを念頭におき、状況に応じてすばやく活動できるフットワークが求められます。
◎コミュニケーション力
円滑なコミュニケーションで有効な情報を引き出す
資料収集や取材には、膨大な数の資料や人が対象となりますが、その中から有効な情報を引き出さなければなりません。またフリーで活躍する場合には、報道機関へ取材資金調達も含めたプレゼンテーションを行う必要があります。多くの人と関わることで、自分が企画したテーマが、一般の人に知られることになるのです。そのためには円滑なコミュニケーション力が大切です。
◆“ビデオ”ジャーナリストとは?
◎ビデオジャーナリスト
小型ビデオカメラを使用して、自分の企画したテーマに必要な取材・撮影・編集を行います。出来上がった独自の取材テープをテレビ局に売り込むのが一般的です。
◎戦場ビデオジャーナリスト
世界の戦争・紛争地域を取材・撮影して、マスメディアへ取材テープを送ります。フリーの場合でも、新聞社や雑誌社、テレビ局などと契約して活動している場合が一般的です。以前はビデオカメラではなく写真による報道が中心であったため、戦場カメラマンと呼ばれていました。戦争・紛争地域での取材活動は、常に死と隣り合わせとなります。そのため、ストレスに耐え、リスクを避けるようにして、極限状況にあっても冷静さを失わずにいられる強靭な精神力と体力が要求される仕事になります。
※『フォトグラファー・カメラマン』の仕事って?? 詳しくはこちら >>
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